一応、基本って感じでナゴム出身のバンドのいくつかを紹介（になってません）してみたりなんかしてみます。でもやっぱり知らないんですよね。ナゴム本が発売されたら正しい情報かけると思いますが、それまでは嘘まじりの紹介で我慢してください。っていうか、間違いを教えてみれ。

有頂天、空手バカボンなど、ケラ関係は別のとこで紹介してるため、省いてます。レコードは知ってるやつだけなので、つっこまないように(笑)。

筋肉少女帯

大槻ケンヂ率いる筋肉少女帯。すなおにナゴムといえう言葉が連想されますね。デビューライブは有頂天と同じステージ。デビューのころは筋肉少年少女隊と名乗ってたりしました。大槻がナゴムからシングル出すと言ってケラさんは「えっ筋少も出すの？」とびびったそうです(笑)。私が好きなのはキーボードに三柴江戸蔵（エディ）がいた頃です。個人的ベストアルバムはメジャー２枚目の「シスターストロベリー」。サポートでギターを弾いている横関敦とエディの超絶バトルがすごい！！この頃の筋少はプログレしてました。現在はどっちかというとハードロックですね。一時みのすけも在籍。ナゴム時代にリリースした中で「高木ブー伝説」と「ドリフター」という曲がドリフの事務所からクレームが来て発禁に。１１ＰＭだかでライブやったのをドリフの事務所の人が見ていたとか。そんな話を聞いた事があった気がしたのですが、真相は卓球がオーケンに「やばいよ」って電話して、びびったオーケンが回収しようって事になったそうです。メジャーデビュー組。

ナゴムでリリースされたもの：「あつまり（オムニバス）」「とろろの脳髄伝説」「高木ブー伝説」「ノゾミ・カナエ・タマエ」「ナゴム全曲集」
その他：「仏陀Ｌ」「シスターストロベリー」など多数

ばちかぶり

現在、役者として活躍中な田口トモロヲのバンド。ばちかぶりといえばやっぱパンクなばちかぶりでしょう。後期にはファンクなばちかぶりですけど。トモロヲ色の非常に強いバンドだと思います。現在活動はしてないと思いますが、解散してしまったんでしょうか。パンクスノットデット田口をまた見てみたいです。メジャーデビユー組。

ナゴムでリリースされたもの：「ばちかぶり」「一流」「白人黒人黄色人種」「ＳＷＩＭ」「THE BEST OF BACHIKABURI」「THE WORST OF BACHIKABURI」
その他：「音楽芸者」

人生

電気グルーヴの石野卓球とピエール瀧（人生の時は畳）が在籍していたバンド。ＤＥＶＯを敬愛していた事からもわかる通りとても奇抜なステージ。殿様やドラえもんのメイクなどをした人たちがカラオケにあわせ踊るわけです。後期の人生はバンド編成でした。ナゴム時代の曲をほぼ網羅した「サブスタンス」というアルバムは３と５が発売されていて４はない。これはローマ数字で表記されているが、卓球がローマ数字をよくしらないため、４のつもりでいたのが実は５だったそうだ(笑)。電気グルーヴでも人生時代の曲のリメイクをやったりもしてます。でも最近はテクノポップというよりテクノですね。

ナゴムでリリースされたもの：「９tunes」「ＬＯＶＥ」「FACINATION」「顔として」「SUBSTACE3」「SUBSTACE5」
その他：「バーバパパ」

たま

イカ天でグランドチャンプになり大ブレイクしてしまった、たま。でもその後は地道に活動中。柳原幼一郎は現在脱退してしまいましたが。知久君と石川さんのキャラクターがキョーレツですね。「しおしお」はプレス中にたまがイカ天でブレイクしたため、急遽プレス枚数を500枚から20,000枚追加の20,500枚プレスにしたそうな。２０倍じゃん。メジャーデビユー組。

ナゴムでリリースされたもの：「でんご」「しおしお」「おまつり（オムニバス）」
その他：「さんだる」「ひるね」など多数

ミンカパノピカ

男性ボーカルにバックの３人が女性なテクノポップなバンド。イカ天にも出演してました。解散後、ボーカルの人はキャプテンエイジと名乗ってオムニバスに参加したりナゴムストライクスバックに出演したりもしてました。現在は新しいバンド活動もしていて、自身のレーベルも立ち上げてるようです。

ナゴムでリリースされたもの：「Heckell Jackell」「おまつり（オムニバス）」「80'S SONGS」
その他：「Panopica no cocoro」「ラストリゾート」

カーネーション

すっかりメトロトロンなバンドと思われがちなカーネーションですが（私もそう思ってました(笑)）、実はナゴムでした。ナゴムだった事を後悔したりしてたりして(笑)。当初は、直江さん（ボーカル）が自主で作っていたカセットをそのままナゴムで出すという話があったものの、結局実現せず。メジャーデビュー組。

ナゴムでリリースされたもの：「夜の煙突」
その他：「Young Wise Men」「エレキング」など多数

グランドファーザーズ

すっかりメトロトロンなバンドと思われがちなグランドファーザーズですが（私もそう思ってました(笑)）、実はナゴムでした。ナゴムだった事を後悔したりしてたりして(笑)。

ナゴムでリリースされたもの：「流れ星老人」
その他：「Western Chanande」「BBB」

新東京正義乃士

後に筋少に加入するキーボーディスト三柴エディ江戸蔵が、キーボードとボーカルをつとめるおバカなセンスのバンド。ドラムのはっちゃきは現在Ｈｚで活躍中。はっちゃき号が火だるまになるという事件があったらしく、ＥＰには火達磨小僧とクレジットされています(笑)。

ナゴムでリリースされたもの：「あつまり（オムニバス）」「不滅への挑戦」

モノグラム

現在も活動している数少ないテクノポップバンド。リーダーの中井さんはザ・シンセサイザーズのサポートやピーモデル関係などのアートワークなどでも活躍中。ナゴムのオムニバスに参加した頃は大阪のバンドでしたが、現在中井さんは東京在住。東京のライブメンバーと大阪のライブメンバーでは異なるようです。「てみやげ」は名曲です。

ナゴムでリリースされたもの：「おまつり（オムニバス）」
その他：「LONG INTO THE EDGE(オムニバス）」「mono gramme」「PLUS」「under」他

マサ子さん

イカ天に出演し、バートバカラックの名曲にあわせ、なんとも形容しがたい歌唱で審査員のド肝をぬいたマサ子さん。現在は解散。その後、ボーカルのマユタンは「花子さんが来た！」というアニメの主題歌および声優なんぞもしてました。「ＤＥＶＯ」なんていうタイトルの曲もあります。

ナゴムでリリースされたもの：「ムウ・ミサ」
その他：「つちのこ男爵」「東京ダダイズム（オムニバス）」

木魚

なんだか変なセンスのバンドです(笑)。「あんばんにはあんが入っているのに、うぐいすパンにうぐいすが入っていないのは何故なぜ何故なぜ」と歌う曲が耳からはなれなくなってしまった人も多いはずです(笑)。

ナゴムでリリースされたもの：「はじまり（オムニバス）」「大明神」「幸福の条件」

カステラ

非常に高い男性ボーカル。そしてポップでわかり易いフレーズの繰り返し。ボーカルのオオキトモユキはＴＯＭＯＶＳＫＹとして活躍中。

ナゴムでリリースされたもの：「おまつり（オムニバス）」
その他：「世界の娯楽」他

ピッキーピクニック

漫画家の玖保キリコも在籍するポップなバンド。玖保キリコは途中参加だが、それ以前にキャプテンレコードやドイツのアタタックレコード（！）からリリースしたりもした。

ナゴムでリリースされたもの：「Lovely Water Peaceful」
その他：「クタビレタＱ」「HA!HA!T-ARACHINE」「都に雨の降る如く（オムニバス）」他