有頂天ライブビデオ上映会vol.2
ビデオライブ〜ケラリーノ・サンドロヴィッチの仕事 その2「有頂天'85-'90」1998.5.30〜31.中野ザ・ポケット



Program A「1988.9.15横浜7th AVENUE犯行声明ツアー+1988.6.4汐留PIT ROCK FILE'88」フロントトーク/角野恵津子×KERA

ダンス/テントの外の二つの革命/トーテムポール/ト・モ・グ・イ/君はGANなのだ/カイカイデー/みつけ鳥/ナチュラルカタストロフィー/霊長類南へ/キーマニア/B.C./フューチュラ/千の病を持つ男/シュルシュルシュール/FINE/心の旅(以上、犯行声明ツアー)君はGANなのだ/心の旅(以上、ROCK FILE '88)

音楽ライターの角野さんとのトーク。内容はすっかり忘れてしまいました(笑)。で、今回のビデオはまず犯行声明ツアーの公開リハとして行われたファンクラブ会員のみのシャイコナパーティーの模様。最初のダンスはケラではなくて、コウとハッカイがリードボーカルという珍しいもの。テントも歌詞がレコードと一部違いましたね。キーマニアの途中で前キーボーディストのミューが乱入。その様子はVOS9号でもみれるけど、こっちは完全版でした。FINEもアレンジ違いましたね。フューチュラは堀江しのぶバージョン。その後、ROCK FILEのビデオ。これは、時間の都合で曲が2曲にされてしまって暴動がおきたというケラさんの本にもかかれていた、あのライブ。TV放送したのを見た事はあったんですが、それではカットされてたMCをはじめて聴けました。みんなぴあ(主催)を盗めとか(笑)、結構ひどい事いってけしかけてました。たった2曲なのにやけに激しく動き回るメンバー。コウは客席に突入してるし。終演後のファンの様子もみれました。


Program B「1986.10.1 渋谷公会堂 VIDEO PEACE+1986.8.3 アルタバルコニーライブ」フロントトーク/犬山犬子×KERA

フューチュラ/コロコロ虫/ト・モ・グ・イ/コレクション/BYE-BYE(以上、アルタバルコニーライブより)EAST/キョコウフクロウの歌/パンクロールフィルム/心の旅/霊長類南へ/カイカイデー/シュルシュルシュール/ベジタブル/ト・モ・グ・イ/千の病を持つ男/BYE-BYE/フューチュラ(以上、VIDEO PEACEより)

まず犬山さんとのトーク。「もしもーし、ユニバーサル〜」は元々「もしもーし、犬バアさん〜」だったとか、広島のライブに行った後にいつもつれてかれるお好み村で、カバンとかが油だらけになっちゃう事から作ったのが「思った通りにあぶらだらけ〜」だったり、ピノキヲは最初「はなげがのびちゃうよー」って曲で、ピノキヲってタイトルは後からつけられたとか、そんな話がいろいろと。でビデオはまずアルタ前のライブの完全版。カラオケライブですが、ほんとすごい人ですね。なんか下の方で枝豆売ってる人の声がうるさくて、ケラさんが上から文句言ってたり。で、次に渋公でのピース発売記念ライブ。最初の数曲はビデオがのこってないらしく、途中から。で、いきなりあの伝説の「黙れブス」(笑)。でも、ぜんぜんあっさり言ってて、なんで問題になったのか不思議なぐらいでした。ケラさんが自分で言ってたけど、なんかひどいMC。調子にのっててわけわかんない(笑)。なんかゴアゴア変な音がなってて、聞きづらかったです。ちなみにキョコウフクロウは数分割されてライブの所々に。終わりの頃に「サングラスにプールを」もあったのですが、どの順番だったか忘れました。曲順表から抜けててわかりません。


Program C「1988.3.24 日清パワーステーション VIDEO BOIL+1985.7.21 豊島公会堂 Be PUNX!」フロントトーク/みのすけ×KERA

心の旅/ドウブツ達の空/べにくじら/SHOOT UP/ト・モ・グ・イ/七色シャックリ/テントの外の二つの革命/一週間/霊長類南へ/FINE/ベジタブル/カラフルメリィ/ホワイトソング/MEANING OF LOVE/BECAUSE/千の病を持つ男/愛のまるやけ(以上、VIDEO BOILより)ドウブツ達の空/七色シャックリ(以上、BE PUNX!より)

トークのゲストはみのすけ。第一期有頂天の解散の時のポスターとかがまだのこってるそうだけど、みのすけの脱退理由が大学受験(笑)ってかいてあったりとか、子供たちのcityのツアーの時はバスツアーでお客さんとバンドのメンバーが一緒だったり、卓球がグレリチの人に、なに顔メイクしてるんだとか、楽器演奏しろとかいじめられてたとかそんな話。で、ビデオの方はCDになったりラジオでも放映されたパワステでの無料ライブの完全版。ケラがやけにおとなしいけど、それはすでにポニキャン脱退が決っていて、インディーズに戻るのが決っていたのに口に出すのを止められていて、それでウソついてるみたいで嫌だったからだそうだ。ビデオの見て気付いたのは、CDって曲順めちゃくちゃなんだなあって。あと愛のまるやけのあのセリフは本を読みながら言ってました。そして言った後ステージにたおれる。もうひとつのBe PUNX!の方は市販されてたビデオから有頂天の部分をとっただけ。ライブに登場する犬はジンの飼ってたサケビ(ギズムのボーカルからとったらしい)で、どうやらまだ生きているそうだ。


Program D「1987 アフターピース+1990 なんとゆうMTV」フロントトーク/森若香織×KERA

ゲストは森若香織。前回のビデオ上映会に引き続き今回も上映されたアフターピースのビデオは、ピースツアーの後に行われた全国ビデオライブツアーの時のものだけど、その前座でゴーバンズが生演奏してました。で、その時の事を森若さんはやっぱり怒ってました(笑)。そして当時有頂天、ゴーバンズ、筋肉少女帯等が在籍してたPCMという事務所の暴露ネタをいろいろと。ゴーバンズはそのせいで解散発表もできないまま解散してしまったそうです。で、ビデオ上映ですがアフターピースは前回もみたので省略。なんとゆうMTVはずーっと見たかった作品です。千葉TVだけだかでは放送したはずなんですが、差別だとかなんとかでお蔵入りになってた作品。別に差別でもなんでもなかったんですけど。有頂天が香港での「転石TV」という架空の音楽番組にゲスト出演するという設定のもの。有頂天のSUPER■■■■■■R&R SHOWのライブ映像もはいってました。台本を三木聡がかいてたんですね。あとオマケで、ケラソロの「TVのボリュームを下げてくれ」のクリップも上映されました。